このページでは、ヒミツキチ森学園が大切にしたいことについてご紹介させていただきます。ビジョン、3つの柱、それを支える3つの力についてご説明します。

ビジョンと3つの柱について

ビジョン「自分のどまんなかで生きる」について

「自分のどまんなかで生きる人って、どんな人生を生きるんだろう」
校長のこの問いから全てが始まりました。
モノが溢れ、「正解」が必要という大前提が崩れてきている時代。一人ひとりが持つ、一番光っているものが、未来を創っていく時代になっていくでしょう。自分のワクワクすること、理屈じゃなく直感でやりたいことを決める。それは決してわがままな姿なのではなく、変化の大きいこれからの時代で、生き生きと生きるために、真に必要な力。そういう風に誰もが「自分のどまんなかで生きる」世界を創りたい、そう思い、私たちは大きなビジョンを掲げました。

3つの柱①生きる力を育む

これが最も大事なもの、オランダ・デンマークで感じたこと。とてもシンプルに、国に「教育=生きる力を育むこと」という認識があるということ。日本においてもそれは同じ。新学習指導要領にも書かれています。子どもたちにとって大事なこれからの時代、そのための「生きる力」を育むことに重点をおきます。
さらにその力を5つに分類しました。この視点を持って子どもたちの力を伸ばすことを大事にしていくとともに、子ども自身が自分にどういう力がついているのかを考えられるようにすることが大事だと思っています。

3つの柱② 学び方を学ぶ

自分に必要なものを自分で選択し、生涯を通じて学び成長していくために、子どもたちに「学び方」を学んでほしいと考えています。自分自身で学ぶ力をつけることで、社会でも同様に学ぶ楽しさを持ち続けることができます。
具体的には、毎週の最初に自分で時間割を計画します。学ぶ内容、学び方、学ぶ場所を、自己選択・自己決定していくことを大切にします。一週間の終わりには、自分の学び方について振り返ります(リフレクション)。これを繰り返していくことによって、友達やグループリーダー(先生)のフォローも受けながら、徐々に自分に一番フィットした学び方を知っていくことができます。

3つの柱③ 自分を知る

自分のどまんなかで生きるには、自分自身を深く知ることが大切になります。自分は何が好きで、何が得意で、何が苦手で、どんなものにときめき、どんなことにワクワクするのか。それを深く知るには他者が必要です。他者や自分自身との対話の中で、リフレクションが起こり、自分というものを新たな視座で考えます。他者とともに学ぶ(共創)中で、その存在に触れ、自分自身を深く知ることができます。

大切にしたい3つのこと

教える人は”先生”だけとは限りません。常に問いを投げかけ、問いを引き出す役割をするのが「グループリーダー(先生)」です。
クラスは1~3年生をもりクラス、4~6年生をうみクラスとして異学年混合学級で行います。ここでは、”誰かが誰かよりも何かを知っていること”も、”誰かが誰かより何かを知らない”ということも当たり前の光景。大人の社会と同じように異年齢の人たちと共に学び、教える立場も教えてもらう立場もサイクルの中で経験していきます。

その中で、”分からないことや人に聞くことは恥ずかしいことではない”というメッセージを体感で理解し、それが当たり前の環境の中で、共創というものを言葉でなく肌で体感して理解することができます。

クラスの運営について話し合うとき、自分の意見を発表するとき、あらゆる場面において、円になってクラス全員の顔が見えるサークルになっての「対話」で共有をします。

自分の気持ちを皆に伝えるとき、自分の意見を押し付けるでもなく、何でも受容してしまうのでもなく、本当に意味のある話し合いをする力をここで身につけていきます。

さらに、自分のワクワクしていることをマイプロジェクトの時間で掘り下げたり、一週間のはじまりに自分で時間割を組み立てたりする中で大切なのは、その後に「リフレクション(振り返り)」をすること。

実際にやってみてうまくいったのか、いかなかったのか。

そこから何を感じたのか。

どうすれば次につながるのか。

その時の自分の感情はどんなものだったのか。

自分の心の声に耳を傾け、そこからまた次に向かうアクションを自分で確立してくことも、自分のどまんなかを見つける大切なステップです。