がくえんのおと

学園の日常やグループリーダーの視点から見えていること、子どもたちが感じたことを発信していきます。

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ゆるやかにまざる

いろんなところで話していることなんだけど、小さな学校の子どもたち、放っておくと家族みたいになる。


       
クラスを初めて分けたのが3年目。その時、分けるという決断をしたものの、ちゃんと家族の温かさは残したいなぁと思った。


  
いろんな学校を見て回ったときに、2クラスや3クラスに分かれていても温かい雰囲気があるところと、ひんやりとした雰囲気があるところと、両方があった。
なんでかなぁと思ってよく見てみると、あたたかい雰囲気の学校には、ちゃんとクラスはあれど、学校全体で動くこともあり、クラスの垣根を超えて動くことがあり、その境界線がぼんやりしていることに気づいた。

境界線が消えてぼやぼやしているのは、ある人にとっては不安に感じることもあると思う。
でも、クラスって線だって、元々はない。大人が決めたものだと思う。
だから、その線ってぼやぼやしている方がもともとなんだよなぁ
学校回って、いろんな人と対話して見えてきたこと。

だから、ヒミツキチ森学園にはテーブルグループがある。


ブロックアワー中の自立学習は全学年が混ざって学ぶ日が週に2日ある。海に行く道は、どちらかはテーブルグループで動くこともある。
クラスだけの時間も大事、でもクラスを超えてやり取りする時間も大事。その間を繋いでくれるこのグループのおかげで、境界線は消えていく。

7月にはロサンゼルスから、台湾から、そしてオランダのイエナプランスクールから、留学生が来た。外から体感留学をしてくれる彼らのおかげで、中と外の境界線も薄れていく。 

 
    
9月には、年長さんが体感に来てくれる。
普段、幼稚園や保育園にいる彼らや彼女らは、ヒミツキチにどんなことを思うのだろう。どんな刺激をくれるんだろう。
また彼らが、どんどん境界線を消していってくれたら嬉しいなぁ。


  
ボクらはどんどんゆるやかに混ざっていきたい。

周りに入学に関心がある方いたら、お伝えいただけると嬉しいです。

9/3までの受け付けです!

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