自分たちでつくる修学旅行
おはようございます。グループリーダーのあおです。
7月はヒミツキチ森学園初の修学旅行がありました。
今日はオルタナティブスクールの修学旅行をお届けします。
自分たちで企画する修学旅行
今回の修学旅行はヒミツキチが大事にしている「自分たちでつくる」を実践しましたー!
- どこにいくか
- 何をするか
- 予算はどうするか
- ご飯はどこで食べるのか
全部自分たちで決めてきました。
当然、時間はかかる。。
だって、それぞれのやりたいがあるから。
そんな中で意見や考えを擦り合わせていくのに、正解なんて存在しないんですよね。
正解のない問いに答えを見出していくのに、互いの声を聞くことや、自分の思いをちゃんと話すことを大事にしていました。大事にしていたというか、もがきながら掴んでいました。
子どもたちって対話の中で、お互いの想いがわかると、それを尊重しながらより良いものを生み出そうとするんですよね。
たっぷり対話して、1つずつ決まっていくうちに、後に引きずらず、喜べる。
そんな1、2ヶ月の準備期間があったんです。
当日も対話して決める
実は、当日も対話で決まる場面がありました。
伊豆大島には三原山という火山があって、ハイキングをしていたわけです。
時間的に残り時間が少なくなってきて、「登山後の温泉ホテルを取るか、タクシーで下山してからの火山博物館での4K映画を取るか」で、意見が分かれたんですね。
その時、子どもたちの話し合いを聞いていると、このギリギリの状況でも、ちゃんとお互いの声に耳を傾けている。
「温泉もいいけど、映画で学びたい。」
「いや、温泉ホテルの露天風呂に入りたい。」
「学習のこと考えたら、どうやって伊豆大島が生まれたかは映像で確認したい!」
「この疲れは温泉ホテルで癒したい!」
お互いの声を聞きあって、出てきた結論は、
「両方捨てたくない」
でした。
/スペーサー
実は、旅行前にも、この部分の話し合いって難航していて、登山の時刻で、温泉が山の上なのか、下山後なのか考えようってなってたんです。
旅行前にもたっぷりお互いのやりたいことを聞いていて、その下地があったからこそ、「願いは叶わないだろうか」って、最終的にもそう思えたんだろうなぁ。
結果、一番最後の回の映画(16:00-)を見ることにして、温泉ホテルの露天風呂にも入ってくることができました。
一緒に行ったメンバーが、
「ヒミツキチらしい」
って言っていたのが、本当によくわかり、あんな疲れている状況でも、自分と相手を両方大事にできて結論を出せたこと、ヒミツキチらしいなぁと。
満足が積み重なる修学旅行
ヒミツキチでの修学旅行、当日行って一番感じたことが、1つの活動が終わると、
「この宿に決めてくれてありがとー!」
「とってもおいしいお寿司だったねー」
とか、自分たちで決めたこと、担当の子が調べてきたことを一緒に喜び合っていたこと。
満足が重なっていくんですね。
この感覚は今までなかったです。
活動ごとに満足が重なっていくこともあって、2日目の帰り道も誰一人寝ないw
それだけ一瞬一瞬に満足していたんですよねー!
子どもたちがいい顔し続けた修学旅行でしたー!
ヒミツキチ森学園では、毎年恒例サマースクールが、「アドベンチャー」にリニューアルして帰って来ました!
残り数枠、絶賛募集中です。
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