がくえんのおと

学園の日常やグループリーダーの視点から見えていること、子どもたちが感じたことを発信していきます。

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”チーム”であること

おはようございます!みちこです^^

ヒミツキチ森学園、開校してから3週間を迎えました

オンラインでの授業がスタートしてから2週間

1日1日大切なアップデートの日々です

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そのアップデート、

私たちスタッフだけではできるものでなく

子どもたちや保護者のみなさん、

そしてヒミツキチ森学園プロジェクトチームみんなが

”一つのチーム”であることの意味を深く噛み締めています

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今のこのような地球の状況であれば、

少なからず否定的な思いが生まれることもあろうかと思いますが、

ヒミツキチ森学園のチームの”根底”にあるのは様々な愛のカタチ

(オンライン授業ではグループリーダーが毎日「自分も相手も大切にすること」を伝え続けています)

思い合う心や活かし合う心、

自分も他者もを尊ぶ心、喜ぶ心、

様々な心のカタチには否定的なエネルギーが全くなく、

それが結果として愛のカタチとなって現れていることに温かい気持ちになります

これは決して『ヒミツキチ森学園だから特別』なわけではありません

ありのままの自分を生きることができる場所(空間)で

自分自身の心持ちを、ほんの少し変えるだけで見える世界がガラッと変わります

そんな空間を少しシェアさせて下さい

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1週間の終わりには大人のリフレクションタイムを設けています

(オンラインでの新たな取り組みがスタートしたので、アップデートし続けるためにも保護者の視点からのリフレクションをしていただいています)

先週のリフレクションについてはちえちゃんがブログに書いてくれています↓

「字を書くことに苦手意識を持っていて心配」

「集中できているか心配」

「理解して進んでいるのか心配」

など、お子さんについての心配事もシェアしていただきました^^

これ、”親あるある”(私も年少と小1の子どもがいるので同士です。笑)だと思っていて、

この世に誕生してくれたときには、ただただ「生まれてきてくれてありがとう」

と思っていても、できることが増えるたびに心配事も増えるもの

そして愛情がたくさんな故に心配も増えるものです

(思えば贅沢な心配事ですね。笑)

そんなとき

・シェアできる場所があること

・親子共に受け入れられる場所があること

がとても大切だと感じていて、ヒミツキチ森学園でもそんな空間を大切にしています

「字を書くことに苦手意識を持っていて心配」

「集中できているか心配」

「理解して進んでいるのか心配」

そんな心配事もシェアしていただいたおかげで

「字を書くことに苦手意識を持っている彼ですが、彼の進化のスピードはとっても速く、自ら選択をすることで確実に成長を遂げている」ということ

「苦手と感じている文字ですが、彼が書く文字はとても綺麗である」ということ

「集中しているのかな?と心配になるかもしれないけど、私たちは彼女がオンライン授業というものに少しずつ慣れ、緊張し気が張っている状況から抜け出しリラックスして授業を受けられるようになっている」ということ

「彼女の理解度を見ていると、何かを触りながら話を聞いているのは、集中していないわけではなくて、実は集中しているときなのかもしれないから様子をシェアし続けましょう」ということ

「理解しているのか、は、これからもご家庭と学園とチームになって彼女の学びやすさを見出していけたら嬉しいです」ということ

と、私たちスタッフからの視点もお伝えさせていただくことができました

そしてさらにここからが素敵な空間で

そのリフレクションの場で、保護者同士でお互いの子どもたちの素敵なところを見つけてシェアしてくれるのです

これ、当たり前なようで実はなされにくく、でも、とっても大切で素敵なことだと思うのです

わが子だからこそ見えない部分を”リアルタイム”他者の視点からの気づきを得る機会があること

これだけで親子の関係はガラッと変わると思っています

親子だけで完結しようとすると、どうしてもマイナス面の気づきが多くなってしまいがちですが、

●グループリーダーからの視点 [あおちゃんのブログはこちら↓]

●わが子以外に気づく視点

●校長せんせいからの視点 [校長せんせいのブログはこちら↓]

●サポートスタッフからの視点

(私は「みんなのおかあさん」のお役目を担当しています)

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視点が多ければ多いほど、子どものプラス面にたくさん気づきます

そして、親も子どもも幸せな気持ちになります

これは、まさに”チームの力”です

そもそも

”小学校”ってどんな場所なのでしょうか

・子どもが勉強する場所?

・集団生活を学ぶ場所?

・心身の健康をはかる場所?

↓↓↓

・生きる力に繋がる学び(学習)をすること

・他者や自然と心地よく生きるために関わり合い方を知っていくこと

・自分自身が心地よく生きるために心身の健康をはかること

であるならば、前提として”安心・安全な場所”であることが大切であり、

そのためには、

ありのままの自分を生きることができる場所(空間)

自分自身の心持ちを、ほんの少し変えることが必要で

さらに、チームとして創りだすことに意味があります

ヒミツキチ森学園のコンセプトである

【自分のどまんなかで生きる】

これはチームとしてとても大切な根幹

そして、社会に生きる中でも大切なこと

そのことを小学校から体感・体現していくことに教育のミライに希望をもつことができ、明日からの授業も楽しみに心地よい日曜日を過ごしたいと思います^^

みなさまにとっても心地よい一日になりますように

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