満員御礼!「ヒミツキチアドベンチャーLIGHT」イベントレポート
おはようございます。グループリーダーのあおです。
今日は先日行われた、ヒミツキチ森学園のイベント「ヒミツキチアドベンチャーLIGHT」についてお伝えしたいと思います。
この「ヒミツキチアドベンチャーLIGHT」は、今年度からの取り組みで、ヒミツキチ森学園に通う子たちと、他の小学校に通っている子たちとが交流する土曜授業だと思ってください。
土曜授業を外部の方が見学したり、イベントに子どもたちが参加したりはよくあると思うんですが、土曜授業に加わるってなかなかないですよね。
外から来る子たちは、ヒミツキチ森学園の普段の雰囲気を感じることができますし、ヒミツキチに通っている子たちも、他の子たちと交流することができる…
お互いにとってそんな良さがあると思って、今年度からスタートしました。
もう1つ、子どもだけじゃなく、大人もアドベンチャーするところ!それがヒミツキチの良さですね。
大人は子どもの様子を見ててね、ではなくて、大人も冒険に出ます。
大人専用のプログラムがあり、学園の保護者(ボクらはいつも親チームと呼んでます)と一緒にアドベンチャーします。親は親で自分のどまんなかで楽しむ!いつも大事にしていることです。
さて、子どもたちの様子、大人たちの様子はどんなだったでしょうか。
実は子どもたちの企画内容は、大人が考える企画ではなく、学園の子どもたちが企画したもの。学園サークルでじっくり、もう本当にじっくり話し合われました。
ようやく決まった結論は「ピタゴラスイッチ×コラージュ」ということに。
準備をしながら当日を迎えました。
当日はテーマに沿って4つのグループに分かれました。
「コラージュ(飾り付け)」
「自然のものを使う」
「本や文房具を使う」
「高さを入れて挑戦する」
の4グループです。
普段は通っていない5名の参加者もこのグループに分かれて、取り組みました。
子どもたち試行錯誤していくんですが、なかなか難しいのがピタゴラスイッチ。
意思決定の難しさ、そしてなかなかうまくできなくて。。
凹む姿や、イライラする姿、「感情を出す」様子が見られました。
それでも少しずつうまくいくと、自信を取り戻していく子どもたち。前に前に進んでいきます。
発表では、自分たちの成果に拍手を送り合う姿がありました。
実はこの話には続きがあって、子どもたちと翌週に振り返りをしました。
海クラス(4〜6年生)の振り返りです。
アドベンチャーLIGHT「ピタゴラスイッチ」をやってみてわかった事は、いつもうまくいくわけではないと言うこと、自分たちがいつも一緒ではない子が入ってきた時に、化学変化が起こること。
「ただこれって今の6年生は中学に行った時に起こりうることだよね。」
そんなところからスタートしました。
6年生と4年生の振り返りは
「自分は何を学んだ?どんな自分を知った?」
と問いを出しました。
子どもたちの意見は次のとおりです。
- 自分にはハードルが高かった。高みを目指しすぎると、ついていけなくなっちゃう。
- 一人ひとり、思うところが違う→だから合わなくてごちゃごちゃしちゃう。色々と試さないと上手くいかない。
- 難しさをきた人のせいにしてた。ミスをしちゃう人が同じチームにいると、「あまり何もやらないで」って思っちゃう。
- 相手と自分の方針が合わないと、目標の場所がずれる。
- もっと手伝いたかった。細かいところを最後まで。
- あんまりきた人のことを見れてなかった。暇になっちゃってた。
海クラスとして、場にいるリーダーとして、自分のハードルを上げなきゃいけない。ついてこれるだろうとすると、その理想と離れた現実にイライラしちゃう。。。
そう、子どもたちの中にも全体を引っ張るリーダーとしてのプレッシャーがあったと話してくれたんです。
じゃあ学年のプレッシャーを乗り越えていくには?と問いを投げると、
- 楽しむことを自分の中心に置く
- たまには思い切って任せてみる
- ビジョン(目標)を揃える
子どもたちの中から、「こんなに深い振り返りが出てきたら、失敗じゃないよね」って意見が出てきて、頼もしさを感じてます。
そして目的がいつの間にかすり変わっちゃうことって、大人によくあるよね!なんて振り返る6年生もいて笑っちゃいました。
子どもたちがピタゴラスイッチの間に
大人チームは「聞いたことのない異国料理を創作せよ!」のアドベンチャーをスタート!
2チームに分かれて「パトゥルジャン・イマム・バユルドゥ〜坊さんの気絶〜」を作っていただきました。
ただのクッキングではないところがヒミツキチスタイル、使う調理器具と材料はゲームやクイズをクリアしながらアイテムGET!!
坊さんが気絶するということは…なんてチームで作戦会議をしながらまな板と包丁アイテムを争奪戦!!
当たり前にある日常ではない非日常で大人たちもたくさんの笑いとドラマがありました。
結果、まったく違った作品ができあがりました。.
参加者の皆さんからの振り返りでは、
「子どもを忘れて学生時代に戻ったような楽しさがあった」
とか
「ゴールを設定してから手順をふむタイプだったけど、突発的なことが起こり過ぎてそうも言ってられず、でも何だかそれも楽しいと感じられた!」
という嬉しい言葉をいただきました。
大人も子どももアドベンチャー、いろんなことがあった「ヒミツキチアドベンチャーLIGHT」、参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
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