【保存版】ヒミツキチ森学園のオンライン授業のポイントまとめ
こんにちは!ヒミツキチ森学園のちほやんです!
この春開校したヒミツキチ森学園は、4月13日からヒミツキチ森学園のオンライン授業がスタートしました。
オンライン授業の初日から笑いと大感動に包まれる最高のスタートを切りましたが、毎日子どもも大人も色んなチャレンジと冒険をしながら最高すぎる時間を共に過ごさせてもらっています!
さてそんなヒミツキチ森学園のオンライン授業がスタートしてからちょうど一週間を迎えますが、オンライン授業を通して感じたことや、オンライン授業をスムーズに運ぶためのポイントをまとめていきたいと思います!
(これからオンラインで何か取り組みをスタートさせたいなぁと思っている方や、既にやっている方々のブラッシュアップの参考になればと思いますので、今後も気付いた点は追記しながら全て公開・シェアしていきたいと思います!)
●「そもそもオンライン授業は可能性に満ちている」
新型コロナウイルスの影響で、家の中にいると段々と飽きてきたり、人との繋がりが希薄になりがちですが、こうしてオンラインで繋がってみんなで何か共有出来る時間はこんな時だからこそ大事だなと。オンラインだからと一から授業を組み立てる必要はありません。クラスでやりたかったことをベースにオンラインでも授業を組み立ていける方法は無限にあります。むしろオンラインならではの利点が山ほどあります。この後詳しくまとめていきますね。
●「子どもたちは2日でオンラインに慣れる!」
(やっぱり大人より子どもの方が断然デジタル世代なんだな!)
●「五感を使う」
ずっと”耳”だけ聴いている時間が続くとオフラインよりも秒速で単調になりやすいので、
“目”を使う時間(フリップや実体物や画面共有をフルに使う)
“手”を動かす時間(毎回オッケーをサインなどで表してもらったり、実際に何か描いたり学習したり)
“体”を動かす時間(おうちの中から○○を探せ!、その場でできる体操や運動タイム、体を使ったレクやゲームなど)
をバランスよく取り入れることで場がまた流れ出します。
●「みんなの目になる!」
ヒミツキチ森学園では開校してすぐオンライン授業になったため、子どもたちはまだ校舎を知りません。そこで、校舎と中継をつなぎ、「みんなの目」になりながら校舎クイズで盛り上がったり、裏庭の葉っぱを見つけて何の葉っぱだろうとカメラ越しに研究してみたり、いつもとはちょっと違った新鮮な”目”を使って楽しんでみました。オンラインとオフラインの融合みたいな感じですね。
●「サポートスタッフの存在」
これはヒミツキチメンバーでもあるおうちdeまなび舎のしまちゃんからいただいたアドバイスですが、必ずスピーカーと別の人がサポートスタッフに入ること。
(話している人の画面を大きくしたり、参加者の画面から雑音が入ってしまう時はホスト側からミュートにするなど。それだけでみんなの心地よく参加できる環境が全然違います。ちなみに私たちはzoomのプロアカウントを使用してます。)
●「笑い大事!」
どこかで笑いの時間があることで単調な流れに緩急がつきます。
オンラインはオフラインに比べてリズムが単調になりやすいので、そこかしこに笑いのリズムを入れることをおすすめします。(day2ではスタッフのちえちゃんがサザエさんの髪型で登場して明日の予告をワクワクしながら伝えてくれました。笑)ヒミツキチスタッフお笑い芸人みたいな人ばかりで本当によかった。(怒られる)
●「休憩大事!」
ずっと画面に向かって座ってると大人でも普通に疲れてきます。
休み時間は一度みんな画面をオフにしたり音声をミュートにしたり、話したい人だけ自由に話をしたり、自由に休み時間の過ごし方を選べるようにしています。
●「時間配分大事!」
ヒミツキチ森学園では、1時間を40分に設定していますが、内容によってはさらに細かく時間配分を調整しています。
単調になりやすいものはいつもより時間を短く区切る工夫がおすすめです。
ヒミツキチは後半に連れて体を動かすワークの比重を多めにしています。
さらに聞いている側が単調で飽きてこないように、こまめにスピーカーを入れ替えてリズムを循環させています。
●「オンラインだからこそ叶う授業や環境が無限にある!」
オンラインだからこそ家族も一緒に授業に参加してもらえるのはとても貴重な機会!初日も自己紹介ではなくて家族からの他己紹介をしてもらって、改めて家族からの愛を感じられる空気ができたり、家族みんなで運動やゲームを楽しんだり、初めての場所に緊張してしまう子も、一番リラックスできるおうちの環境や家族がすぐ近くにいてくれることで、学びのハードルがとても低くなってよかったこともたくさんあります。
●「いつも以上の大きなリアクションが◎!」
普段のオフラインの2-3倍、大きなリアクションや体を使った返事、豊かな表情が◎です。
(このくらいやってやっと普段と同じくらいの伝わり方になります)
●「手元のフォローがしにくい」
オンライン上で一斉に何か作業や学習をする際、画面からみんなの顔が見切れてしまうため、(ログインしている端末の関係や、子どもたちが自分でカメラの向きを随時変えるのは難しい)学習のフォローや一人一人の心情のキャッチは工夫が必要になります。
子ども自身やお家の人に協力をしてもらって、まずはカメラのアングルを移動できるようになるためにゲームを通じてカメラのアングルの変更に慣れる時間なども交えながら行ってみましたが、PC1ではなくipadのようなタブレットから参加している子などは立てかけられるケースなどがあったらいいかもしれません。
●「個別フォローはひみつの部屋で」
zoomのプロアカウントには「ブレイクアウトルーム」という割り当てた参加者を別のルームに移動することが出来る機能があります。メインルームで質問をしてしまうと、他の子の気が散るので、質問がある時やグループリーダーが個別にフォローをしたいとき、終わりの丸つけの時間などは、別の部屋に飛んで1対1で行っています。
ちなみにヒミツキチ森ではグループリーダーが2台でログインし、別の部屋にいる時ももう1台からメインルームの様子が見られる環境にすることで、常にクラス全体の様子も把握できるようにしています。
●「からだとこころの時間」
家の中で過ごす時間が長くなってくると、体もなまりがち。
ヒミツキチ森学園では一日の中に”からだとこころの時間”をたくさん盛り込んでいます。
運動×yoga×ストレッチ×ゲーム
を場のリズムを意識して組み合わせたような時間です。
家族みんなで楽しんでもらっている大人気の時間です^^
からだとこころは繋がってますからね^^
●「読み聞かせなどの時間はブックスタンドを活用が◎」
本の読み聞かせなど画面に映しながらの時は、手元で画面が揺れることで観る側が酔わないようにブックスタンドなどの活用がおすすめです!
これまでにヒミツキチ森学園では「季節スクール」や「教育のミライ」のイベントなどたくさんの”場”をつくってきました。
”場”というものに相当なこだわりがある私たちも、正直初めはオンラインでどこまでできるんだろう、やっぱり実際にその場にいないと伝わらない温度感がたくさんあるのでは、と懸念していた部分もありました。
でも実際にやってみると、正直「オンラインでここまで出来るのか」と驚き!!逆にオンラインだからこそ叶うことやその利点はとても大きいなと感じています。
今後もオンライン授業で気付いた点があれば、このページの中で追記していきたいと思います!
シェア大歓迎です!オンラインで何かスタートさせようかを悩まれている方や、休校中の学びの場を作ろうとしている方のためにも、こんな時だからこそ、みんなで共有&探究しあって世界全体のオンラインの学ぶ場のクオリティと心地よさをあげていいですね^^
今後もお知らせしていきますね^^それでは!
●4月28日、オンライン体験授業を開催します!●
この記事へのコメントはありません。