親が先生をする学校!?学びの循環につながる取り組み
おはようございます。
グループリーダーのあおです。
今日は今週行った2つの「いちにち先生」についてご紹介します。
緊急事態制限中と言うこともあり、なかなかたくさんの人を呼べないのですが、学びの連続性として続けている「システム思考」以外にもこのような取り組みを行っています。
それが、親チームによる「いちにち先生」です。
今回は、情報教育と食の授業です。
リモートしているお父さんの情報授業!
2週にわたって情報の授業をやってくださったのは、お子さんを送ってくる関係で、学園でリモートワークのお仕事をしているお父さん!
以前から、学園の通信環境についてアドバイスをくれたり、マイマップの時にもこうすれば…と相談に乗ってくれたり…日頃からお世話になりっぱなしです。
ワールドオリエンテーションのまとめをマイマップでやりました!
今回は、「マインクラフトでQRづくり」と言う授業を企画してくださいました!
1回目は、情報とは何か。
この話がとってもわかりやすくて、体験から学べるように準備してくださって、子どももボクも勉強になりました!
さらにこの日は、手書きでQRコードを描いてみると言うことにチャレンジしました。好きな言葉を選んで、白と黒のシンプルな情報を1つ1つ作っていきます。
お昼休みにもはまって学ぶ子が続出していました。
そして2回目の授業では、いよいよゲーム「マインクラフト」を使って、QRコードを作りました。
やってみてわかったこと、
「手描きよりもやりやすい〜!!」
出来上がったQRコード、完璧に読み取れました〜!
金曜日の校長先生の誕生日につながっていく…授業の流れもステキすぎました。
何より
「授業でマインクラフトをやってる!」
と興奮気味の授業者のワクワクした表情が忘れられません(笑)
ありがとうございました!
料理長の食の授業「味噌づくり」
さて、金曜日には、ヒミツキチの料理長による、食の授業「味噌づくり」も行われました。
料理研究家のお仕事もしている料理長、普段から料理をしてくれたものを子どもたちに振る舞ってくれるのですが、どれもほんとに美味しい。食べると豊かになる料理を作ってくださいます。
今回は食の授業として、「ヒミツキチ味噌」をみんなで作りました。
レクチャーで、発酵食品のことについて詳しく教えてくださいました。
さらにはワールドオリエンテーション「命のつながり」とも絡めて語っていただいて、子どもたちも今学んでいることとのつながりを考えることができました。
早速味噌作りに挑戦!
前日、みんなで洗って、茹でておいた大豆を潰していきます。
器具を使って、手で潰して…丁寧に丁寧に行っていきます。
慣れた手つきで潰していきます。
人一倍張り切る誕生日の校長(笑)
大切にみんなで準備した、味噌。
これから6ヶ月〜1年。
時間によって変化すること、時間をかけることで美味しくなる食の循環を楽しみたいと思います。
ありがとうございました!
学びの循環、人の循環
ボクの大好きなMr.Childrenの桜井さんが、LIVE中に話していた話。
金魚鉢の水って止まっている。
それってやっぱり金魚にとっては良くない。
水は本来流れゆくもので止まるのが本質じゃない。循環していく…そんな水のあり方が大事。
人の心もそうで、揺れ動くからこそ、澄んでいくんじゃないか。
そんな思いから名曲HANABIが生まれたのだとか。
「循環」をヒミツキチ森学園でも大切にしていて、子どもたちも多様な人に触れることで、子どもたちの中に留まる大切なものをつくるんじゃないかとボクは思うんです。
先生は一人じゃなくたっていい。むしろ多い方がいい。
多様な人がまわり続け、多様な子どもたちを優しく包み込む…
そんなイメージを持っています。
親チームのいちにち先生は、そんな豊かな学びの循環を生んでいるなぁと、授業を味わいながら、涙がこぼれそうでした。
豊かな循環が生まれていくように、ボクも一人の先生として、動き続けたいなぁと思います。
現場からは以上でーす。
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