がくえんのおと

学園の日常やグループリーダーの視点から見えていること、子どもたちが感じたことを発信していきます。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. スタッフ日記
  4. ヒミツキチの部活動

ヒミツキチの部活動

おはようございます。グループリーダーのあおです。

今日はヒミツキチ森学園にある部活をご紹介します。

え、部活?

いやいや、中学校以上にあるような部活動ではなく、自然発生的な部活です。

たまに、マイプロジェクトの時間と融合したり、休み時間に心から楽しんでいたり…

自然発生を楽しみながら活動しています。

どの部活入ってても、入ってなくても誰も気にしない。そんな緩やかな時間が流れています。

最初にできたのは、工作部

銃の製作を中心に行っていましたが、それが発展して、校舎の中に子どもたちだけのスペース、ヒミツキチができています。最近は、そこにブランコもできていたりして…面白いスペースになっています。

続いては、「ヒミツキチメンバーを騙す部」。

至る所に罠を仕掛けて楽しんでいます。

ワクワクしながらつくっているのが、微笑ましいです。

この間は校長のちほやんを罠に誘っていました。

そして最近できたのは、カップソング部。

好きな曲に合わせながら、女子たちがカップでリズムをとりながら、練習しています。

「帰ってからもずっと練習してた!」

という報告を多数もらうほど、ハマる子が続出中です。

そして昨日はお庭にもヒミツキチが生まれようとしていました。

ゆるやかにこういう活動が広がっていくのが面白いなぁと。

ボクらはあそびが持つ可能性について、過小評価しすぎているのかもしれません。こういうワクワクする活動が、学びの中に混ざってくると…もっともっといろんな楽しさが生まれてくるなって、そんなふうに思うんです。

最近読んだキッザニアを作った人の書いた本からも、それが伺えます。

ある子の熱量で生まれた部活は、部員にうつりながら、広がっていきます。

「なんか、楽しそう!」

やっているのを見て、入ろうとする子もいます。

ボクも公立小学校という現場で、思えば半年間、同じ係をしなくてはいけない係活動に疑問を持って、こんな活動に変えて実践をしていました。

https://ao-labo.com/project/

ゆるやかに生まれていく…

部員を募るときには勇気もいるのですが、一歩を踏み出したからこそ、生まれた部活もありました!

これからどんな部活が生まれてくるのでしょう。

ボクらもワクワクしながら見守りたいと思います。

次回は、親チームによる「いちにち先生」をお伝えします!

現場からは以上です!

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事