がくえんのおと

学園の日常やグループリーダーの視点から見えていること、子どもたちが感じたことを発信していきます。

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境界をぼかす…ふらっとな学び場

おはようございます。ヒミツキチ森学園のあおです。

今日は、ヒミツキチ森学園に流れている雰囲気を、コトバにできたらなぁと思います。

昨日はワールドオリエンテーションのまとめの授業。「大きく伝える」ということを行いました。

自分で編集した動画で伝えたり、

ペープサートで、コロナウィルス の想いを伝えたり、

画像を見せて、わかったことをドキドキしながら伝えたり、

どの子も自分らしく発表していましたよ!

それでね、一番感じたのが、「ヒミツキチ森学園に親が当たり前のようにいること」なんですよ。ボクらは親チームって呼んでいるんですが、本当に素敵な方々で…。

そんな親チームが普通にふらっと来れる学校なんです。

この日はプロジェクトチームメンバーの見学もあって、いろんな方が校舎にいたわけです。

学園のシステムについても相談することも。

親メンバーが率先して、「こんな人に会わせたい!」といちにち先生のアテンドをしてくれるなんてことも。

校舎のカタチが古民家ってこともあって、みんなで話しやすい空間になっているんですよね。。。

親が当たり前のように共にいる…その空気感がとってもステキなんです。

ふらっと来れて、フラットな場所。そんな学校…ステキじゃないですか?

以前、noteの方に書いたのですが、

https://note.com/aosen/n/n68c636cfbdc4

ボクらはよくはっきりと線引きをするわけです。

保護者、スタッフ、先生、しっかりと立場を分ける方が管理しやすいからなのでしょうか、問題の所在がはっきりするからなのでしょうか。

そこには、マイナスを避けたいって気持ちが働いてしまっているんです。

だから「はっきり分ける」は問題解決寄りの考えなのかもしれません。

でも、そうじゃなくて、「境界をぼかす」ってことが、ヒミツキチ森学園では体現されているんですね。

お互いの境界を分けるんじゃなくて、ぼかす…

そうすることで、もっともっと面白いことが起きるんじゃないかなぁと。

この日は、ワールドオリエンテーションの発表の後に、親チームの一人が、「医療関係者への拍手の取り組みの意味」について話してくれました。

こうやって親が先生になったり、いちにち先生の授業では親が生徒になったり、生徒だって先生になっちゃう、ボクだって教わっちゃう…

そうやって境界をボヤボヤぼかしちゃうことによって、お互いのエネルギーが循環んしていくと思うんです。

いつも火曜日と木曜日にお弁当をお願いしている方が容器を引き取りに来てくれたので、子どもたちが校舎を案内して、結果的に七夕の短冊まで書いてもらって…その方は、笑顔で帰って行きました。

地域との境界もぼかして、つながっていく…フラットでふらっとな場

そんなステキな学園です。

ぜひ、一度遊びに来てください!

 

校舎での授業見学、授業体験は、こちらから!

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