自分の心の声を自覚する
おはようございます。ヒミツキチ森学園のあおです。
早速本題に入りますが、11月に入って、心を扱う授業が増えています。
ボクがお世話になっている方々をお呼びしての、子ども向け「システム思考」の授業。昨日スタートしてみたマインドマップの授業。
福ちゃんとさきちゃん(今度ブログを書きますね!)が行ってくれたシステム思考の授業の1回目では、「心のなかの幸せのバケツ」の読み聞かせから、システムについて考えました。
それから、学園の中で「心のバケツ」が共通言語となっています。
「今のバケツの水、汲み出されたな。」
「あぁ、バケツの水もたまったよ!」
ボクらも自然とそういう言葉を使って、みんなが気づくように促しています。
この本の概要を話すと、
- 誰もが心の中にバケツを持っていて、溢れている時がいい気分、空っぽになった時が落ち込んだ気分。
- ボクらは、言葉や行動で人のバケツに水を入れたり、水を汲み出したりする。
- 誰かのバケツに水を入れると、自分のバケツの水もたまる。水を汲み出すと、自分のバケツの水も減る。
誰かのやりとりの間で、バケツの水は増えたり減ったりします。でも他者とのやりとりの他にも自分のバケツを満タンにしたり、汲み出したりする存在が…
それが自分自身です。
何も話していなくても、自分の心では、声を発している時があるんですね。
そんな話を子どもたちにもしました。
「どうせできないよ。」
「これは嫌いだな。」
ネガティブな声を自分にかけている場合もあります。
「わぁ、できた!嬉しい!」
「挑戦してみたからOKだ!」
ポジティブな声も同様に心の中で唱えていたりします。
まずは
「自分の心の声」に気づくということ。
それが何よりも大事であって、ネガティブな声に満たされると、人は動けなくなります。強く落ち込んでしまい、行動できなくなることも。。。
自分の声こそ大事にしたいですよね。
ヒミツキチ森学園が大切にしたい3つのこと。
それは心の声にも影響しています。
リフレクションは、出来事を振り返るだけではなく、感情のチューニングも行います。自分の心の声はどう言っているか、何を大事にしているか。
「今日できたことは?」
「この1週間で嬉しかったことは?」
これらの問いは心の声をチューニングして、ポジティブに向きやすくしてくれます。
対話は、他の人の心の中を聞く機会。自分とは違う人だからこそ、相手から学ぶことができるんです。
自分の世界の見方がちょっと変わるって、こんな何気ない人との対話から。
共創は、同じものごとに向かいながら、自分とは違う人を知る大切な時間。目的が一緒の中で、お互いに足りないところを補いながら進めることで、自分にOKを出しやすくなります。
今週、見学に来てくれたボクの元同僚が、
「子どもたちの表情の生き生きとした感じが、すごく印象的だった!」
と話してくれました。
心の声がポジティブになる…
そんな仕掛けが、うちの学園にはあるかもしれません。
ポジティブシンキングは、ポジティブだから幸せになるんじゃなくて、
1ポジティブ
2自分への心の声が明るい
3行動力が上がる
4いい出来事に遭遇する可能性が上がる
だから幸せになるんだと思います。
自分の心の声を大切にしていきましょう。
現場から以上です!
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