探究のサイクルを回しながら
おはようございます。
グループリーダー(先生)のあおです。
今週は初めて1週間、校舎での授業を通して行うことができました。風通しが良い古民家では、報道されるような暑さは感じられず、快適に過ごすことができています。
さて、今日はワールドオリエンテーションの話です。
イエナプランのハートと呼ばれるワールドオリエンテーション、「世界を案内する」この学びは、子育てにおける親の役割と近いんじゃないかなぁなんて、NOTEに書いたりもしました。
https://note.com/aosen/n/n50e8782766d8
ヒミツキチ森学園では、理科や社会は教科にせず、このワールドオリエンテーションの中で扱っていきます。
ヤンセンの自転車モデル
一般的に、ワールドオリエンテーションでは、「ヤンセンの自転車モデル」と呼ばれる7つのステップを使って学習を進めていきます。
- 刺激する
- 問いを集める
- 計画する
- 探究する
- 発表する
- 記録し保管する
- 学習目標と照らす
7が最初に来ていないところが肝だなぁと思っていて、評価と指導の一体化じゃないんですよ。評価は後付けなんです。この辺りはまた別の機会に。
ヒミツキチ森学園でもこのモデルに倣って、5月から「新型コロナウィルス」でワールドオリエンテーションをスタートしました。
刺激するが一番大事だと思っていて、その刺激が普段の生活から十分にされているので、「新型コロナウィルス」をテーマにしました。
問いを集めるは、低学年が多いヒミツキチ森学園では、
「コロナウィルス さんに質問しよう!」
でたくさんの問いを集めました。
刺激が十分だからこそ、溢れてくる問いの量だと思います。
探究のサイクル
この問いに対して、今週は、自分が調べたいものから調べている段階です。
自分たちでipadで調べ(音声入力が大活躍)
作家のノートに考えながらまとめて
みんなにわかったことを発表しました。
この、
- 調べる
- 考える
- 伝える
- 問いを持つ
というサイクルを、ぐるぐる回しながら探究を進めていきます。
※この辺りについては、まだ学んでいく余地があると思っていて、誰か詳しい方がいたら教えてください。学び続けます。
途中で、中テーマとして扱うものがあったら扱いたいとも考えていて、医療従事者の肩のお話が聞けたら、学びになるなぁと。(大変忙しいので、ここどうしよう。)
やってみることで学んでいく
大事なのは、やってみるということ。
やる前から計画することはできないし、子どもたちもやりながら学んでいくのだと思います。自分にとって興味がある「星」がこの学びの中で見つかるといいですし、その手助けをしていきたいと思います。
先生であるボクらも同じように調べ探究するとともに、この学びを充実させるために学んでいかなくてはいけません。
やり続けます。
気持ちのいい校舎からは以上でーす!
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